ハロウィン・パーティーとならんで、私の体にまだ馴染んでいない風習が「節分の日に恵方巻きを食べる」です。
気がついたら、節分のイベントに「恵方巻きを食べること」が当たり前のように広まっているのですね。
もともとは大阪地方の習わしだったということを聞きました。
コンビニやスーパーを覗いたらキャンペーンをしているみたいで、皆が食べているので私も食べました。
このあたりは流行に乗っかってみる方です。
「その年の恵方(今年は西南西)に向かって、願いごとを思い浮かべながら無言で食べる」
太巻きでしかも長いので、かなりのハードルです。
願いごとを思い浮かべているつもりが、あまりに食べごたえがありすぎて、いつの間にか「無言で最後まで食べれますように」という願いごとにすり変わっていることに気づいてしまいました。
(なるほど!そういうことかあ!)
確かに願い事はかなえられました。願いどおりに無言を貫き、最後までおいしく食べることができました。
でも、本命の願いごとって途中でどうでも良くなってしまうんですね。すっかり忘れてしまっていましたから。
これは執着を捨てよということに違いない。