「実行バンド」

 

ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義(DVD付き)を読んで(鑑賞して)

面白いなと思った試みがありました。

 

 

DO BAND (実行バンド)と呼ばれているものです。

あるチームはゴムバンド(幅の広い輪ゴム)を使って、先延ばししがちであったことを実行してもらおうと考えました。

もちろん行動を起こさなければ何も起こらないというのは当然のことです。

そして、だれもが自分の目標、やらなければいけない何かを持っているものです。

実行バンドの狙いは、皆に障害物を乗り越えて、行動を起こしてほしいというものでした。

 

ルールは単純です。

その1:実行することを決めて実行バンドを手首に着け、達成するまで外さない。

その2:うまくいったらネットに書き込んで、公表する。

その3:実行バンドを次の人に渡す。

 

実行バンドにはひとつずつシリアルナンバーがついているので、その実行バンドでほかの人がどんな行動を起こしたかわかるようになっています。

ひとつひとつの実行バンドが成功の連鎖を生み出していくのです。

 

例えば

新たなサマーキャンプをはじめた。

母親に山ほど電話をかけた。

感謝やお詫びのカードを送った。

ヘルシーな食事を始めた。

勇気を奮い起こして片思いの人をデートに誘った。

より大きい善のために個人的に貢献した人もいた。

 

実行バンドは何かをするスイッチになり、いろいろな人の行動を引き起こしていきます。

何もしないのと、何かをするという選択肢を分ける小さなスイッチ。

人々が連鎖していくって、ワクワクしますね。

 

英語でしたが、youtubeにイノベーション・トーナメントのビデオ・クリップがアップされていました。

この本のDVDに収録されているのと同じビデオ・クリップです。

 

[youtube]http://youtu.be/gz0246tMejk[/youtube]

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