長時間透析研究会に参加してきました。
前日には懇親会があり、お世話になっている先生方へご挨拶ができたのと、新しく知り合いになれた先生方もありました。
また志の高い透析患者さんたちとも自己紹介しあい、お話することができました。
個人的にはいろいろとご指導いただいた坂井瑠実先生にオーバーナイト透析のスタートを直接ご報告できたのが良かったです。
当日も大会長の前田兼徳先生の意気込みを感じさせる素晴らしい研究会でした。
どのプログラム、演題も私には刺激的だったのですが
その中でも、個人的に印象に残ったものを紹介します。
ひとつは、午前の最後のプログラム「透析患者からのメッセージ」です。
兵庫県の透析歴約40年の方と、滋賀県の透析患者であり臨床工学技士の方のお話でした。
抄録にもありましたが「失ったものは大きい。しかし、失ってこそあるこの人生は、最高に素晴らしい!!」
実際の喪失感は計り知れないものがあったでしょう。
それを乗り越えてこその今の姿。
患者の立場を超えて、生の声としてのメッセージは胸に響きました。
また、今年の第58回日本透析医学会学術集会・総会にも発表されていましたが
佐賀県の前田病院から前田篤宏先生の「6時間透析の生存率~24年の経験より」という自施設の成績。
(抄録はこちら)
24年間一貫して230人もの患者さんを6時間透析をされてきた素晴らしい内容でした。
抄録の【考察】から
当院は平均脱血量191.5ml/min、平均膜面積1.13m2と低効率であり…。
…慣習的に処方されてきた4時間透析と比し良好であった当院の6時間透析の生存率は、多様化する透析処方のベンチマークの一つに成りうると考えられた。
本当にそうだと思います。
ただし、ベンチマーク(水準点)の一つとするには、謙遜しすぎているのではと思うのですが
(どう見ても真似が容易ではない、素晴らしく誇れる内容です。)
長時間透析に対する確かな手ごたえを感じさせていただきました。
先生、来ておられたのですね。
お会いして、ご挨拶申し上げたかったです。
壇上より、宣言致しましたように
ガンバります(*^_^*)
さっちゃんさん コメント嬉しいです。
ありがとうございます。
会場でご挨拶したかったのは、私も同じです。
すみませんでした。またの機会にぜひ!
さっちゃんさんの壇上の宣言、しっかりと胸に刻みましたヽ(〃´∀`〃)ノ
これからもよろしくお願いします。