錯視の世界に触れていると、「人の脳はだまされたがっている。」という誰かの言った言葉を信じたくなります。
特にシルエット錯視は、今までそうとしか見えなかったものが、しばらくするとまったく正反対の方向にしか見えなくなるから不思議です。
下はWikipediaからのものですが、「スピニング・ダンサー」という有名なシルエット錯視の動画です。
「地面に接している方の脚を左足と見れば、女性は時計回りに回転しているように見え、右足と見れば反時計回りに回転しているように見える。」
ピルエットしている女性がこちら側を向いているのかあちら側を向いているのかの情報が全くないため、それを脳が補完しているのですね。
けれども、回転自体がある瞬間、まったく正反対になるのは不思議です。
こういう錯視の世界は大好物です。