少し俳句をかじるようになって、語彙力の乏しさを痛切に感じます。
五感を使って物事を感じ取ろうとする真似事はできます。けれども、それをどう表現したら良いかとなると途方に暮れることが多いです。
日常でとにかく「すごい」「素晴らしい」「かっこいい」で済ませてしまったことの弊害ですね。
それで、自分にはアンチョコが必要だと痛感したので、前に買った電子辞書を携帯するようになりました。
調べものなら検索すればスマホで事足りますが、電子辞書が重宝するのはなんと言っても横断的に検索できることです。
そして、類語辞典があることが重要です。
大歳時記、国語辞典、漢和辞典、百科事典も一つに収まっているので、日本語機能がとにかく充実しています。
私は類語辞典をデスクトップの大歳時記のすぐ隣に配置させるようにしました。
例えば、「交互」という言葉。類語はこう並びます。
→かわるがわる
→かわりばんこ
→こもごも
→あいみたがい
最後の「相身互い」の意味は「同じ境遇にある人は互いに思いやりを持って助け合うものだということ」
多くの同義語を身につけると、世界が広がっていきますね。