今日は大みそか。2022年も暮れようとしています。
今年を振り返るために、ほぼ日手帳をめくってみました。5月中旬までは毎日びっしり埋まっているのですが、6月からは割とスカスカに余白が目立っていました。
とにかく今年もCOVID-19に振り回された1年でした。どれだけ感染対策をしようとも拡大していく感染者数に、先が見えない苛立ちを感じ、時には虚しさに包まれました。
COVID-19は人々をいろいろな形で分断していきました。医療の現場でもそれは痛切に感じることになりました。できるだけその空気に飲まれないように、自分を保つのに大切な年でした。
クリニックとしては、11月に10周年を迎えました。
こんなご時世だからこそ、余計に感謝の気持ちが素直にあふれてきました。10年経ったからこそ見えてきた周囲の方々の支えがありました。
10周年は、本当に「おかげさま」の賜物だと思います。ありがとうございます。
そして、個人的には今日の投稿でブログ10周年になります。
2012年12月31日からスタートした「院長ブログ」は、毎日更新して今日で10年です。
10年といえば、「ほぼ日刊イトイ新聞」の10周年を迎えてのごあいさつ「また10年後の自分に、感謝されたい」をずっと前に目にしていて、あんな内容のことを書いてみたいものだと憧れていたものでした。(その「ほぼ日」は今や来年25周年を迎えます)
先ほど読み返してみて、うんうんそうだと、激しく同意していました。例えばこんな箇所です。
「そして10年の一区切りがつきそうなところで、あらためて思ったのです。ぼくらは、10年後にどうしているだろう?」
「これからの10年というのは、これまでの10年とちがって、もうちょっと、生きるための運を必要とする年月になるかもしれません。だけど、そこまでは行けるような気がしているので、余計なことは考えずに、また10年、行こうと思っています。ご迷惑かもしれませんが、許してください」
今年もありがとうございました。これからもよろしくお願いします。