「テトリスダイエット」という言葉があるのですね。
その根拠となった論文がこれです。
Playing ‘Tetris’ reduces the strength, frequency and vividness of naturally occurring cravings
Appetite Volume 76, 1 May 2014, Pages 161-165
イングランドのプリマス大学のJackie Andrade教授は「欲求というものは、具体的なイメージによって喚起される。つまり、視覚的な処理を脳にさせることが、そのイメージを邪魔するのに効果的である」と述べています。
実験は、2組の治験者のグループを作り、片方には3分間テトリスをプレイさせ、もう片方のグループは、ダウンロードできないようにして実際にプレイすることはなく終了しました。その結果、テトリスをプレイした人達は、ただ待っていた人達よりも、24パーセントの食欲が抑えられたのだそうです。
欲求が脳の中に起きると、それが頭の中でイメージとして描かれます。実際にはその欲求が継続するのは最初の2~3分だけとのこと。
このタイミングでテトリスをすることで、ゲームに集中するという回路がはたらき、欲求を視覚化しようとする回路からそらしてしまうのだそうです。
気をそらすということですね。
日頃から食べる間を惜しんでゲームにのめりこんでしまう人たちを見ると、確かにそうだなあと思いますが、3分間のテトリスだけで済むものなのだろうかと思ってしまうのは、余計な心配でしょうか。
