この本は、私の背中を後押ししてくれるような言葉に溢れていました。
「はじめに」の冒頭に、こんな言葉が並びます。
- まず動く。そうすれば、何かが変わる。何かが始まる。
- まず動く。そうすれば、体調がよくなる。元気が出る。
- まず動く。そうすれば、余計な悩みや不安が消えていく。
- まず動く。そうすれば、自信が生まれる。成果が上がる。
そして、続けて板橋興宗禅師の言葉。
「これはやったほうがいいかな、それともやらないほうがいいかな…と考えるから動けなくなる。頭を持ち上げるな。動いてしまえば、なんのことはない。」
この言葉は、私が最近信条とするものと一致していて、嬉しくなりました。
まず行動してみて、もし間違ったら、それを経験や教訓として、また行動を正していけばいい。まったくその通りだと思います。
そして、本文中に具体的なポイントを七つ挙げています。
- 週単位で、曜日ごとにやるべきことを決めておく
- 「忙しいからあとで」をやめる。
- 「やらないこと」を先に決めてしまう。
- 「探しもの」を減らす。
- 「大差のないことに悩まない。
- 人に任せる。
- 予定を簡単に動かさない。
ここでも、3.の「やらないこと」を先に決めてしまうというのは、深く共感しました。「今日はやらない」と決めてしまうことは、集中力を高める鍵だと思うのです。