アインシュタインはかつてこんなことを言っています。
気象上の出来事を正確に予知することは不可能です。
しかし、それは、多様な要素が組み合わさっているからであって、自然界に秩序がないからではありません。
今の世の中は、その「多様な要素」を収集する手段や方法がありますし、集めたデータを解析するコンピューターも発達しています。
1週間先の天候も、かなりの精度で予測可能となっています。
それは、アインシュタインが言っていた「自然界の秩序」が前提となって、それを読み解く方法が進歩してきたからです。
地球規模で集められた大量の気象データがインプットされ、計算されていくのでしょう。
一方で、凡人にはその計算過程が見えないために、出てきた予測結果が突拍子がないように見えたりします。
まだ熱帯低気圧にもなっていない気圧の変化を、これから台風に発達して接近してきますよという情報が、いきなり飛び込んで来たりするので、ちょっと慌てるのです。
まさしく、昨日がそうでした。
「週末から週明けにかけて、台風、来るってよ」と言われて、びっくりです。
気象庁のサイトで確認しようとすると、「現在、台風情報は、発表していません。」の表示でした。
さて、この予報はどうなるのでしょう。
注意深く、見ていく必要がありますし、念のために準備しておく必要があります。
