笑うことは心身に良い影響を与えます。
そのことを証明する研究は、ずっと以前から世界中で行われています。
笑いの効果は、精神面だけでなく身体面にもおよび、実際に医療の分野で活用されているというお話も耳にします。
つまり、ケアの現場で笑いを活用するというものです。
精神面での笑いの効果は、主に不安や緊張の緩和、人間関係の正しい構築、ストレスコーピングなどがあげられます。
身体面としては、ざっとあげるだけでも、疼痛緩和、リラクゼーション効果による諸々の身体データの安定(血圧や呼吸数など)、アレルギーを持つ人の皮膚症状の改善、食後高血糖の抑制、睡眠の質の改善など、様々な効果があげられます。
大声で笑うというのも良いですが、興味深いのは「つくり笑い」でも良いのだということ。
笑う際の表情筋が動く刺激がうまく「だます」ものなのか、体がちゃんと反応してくれるというのです。
それを考えると、自分の笑顔をセルフィーしまくっている人は健康的に良い習慣なのかも知れません。
男性は年齢を重ねると、つくり笑いさえもしなくなる方が多いですから、1日1枚はセルフィーしてもらうというのはどうでしょう?
苦笑いも、効果があるといいのですが。