他人から聞いた話をそのまま鵜呑みにしてはいけない、というのはずっと昔から言われていることです。
ブッダも「無駄な話はすべて『悪い言葉』である」と言っています。(正語)
悪意のある話だけでなく、無駄なうわさ話まで、「悪い言葉」に分類されます。
うわさ話は、自分が表に出ることがありませんし、根拠があいまいでも広がっていきます。
ブッダは、まるで現代のSNSのあり方を見越しているかのようです。
「必要のない話は、すべて害のある話になる。」
それが本当のことで、誰かを慰めたり、思いやりに満ち、役に立つ話ならば、「正しい言葉」になります。
「人を傷つけることは絶対に言わない」
言葉があふれている現代だからこそ、そう決意して実行することが必要です。