テレビをあまり見ない方ですが、たまたま見た映像が印象に残りました。
昨日の敬老の日の特集で、インタビュアーが「長寿のために何をしているか」ということを訊ねた場面です。
その百歳の女性は「カレンダーに日記をつけている」と返答しました。
その方の後ろの壁には大判サイズの壁掛けカレンダーがあって、日を示す数字の下の空欄が3行ほどのメモで埋められていました。
「朝から雨で家の掃除」とか「孫と一緒に買い物」とか。
この1日1日を積み重ねていく行為が、なかなか人が出来ることではないんですよね。
おそらく何十年も、毎日を記録してきたのだと思います。
特別な道具を用意するわけではないのが良いです。
いつも使っているようなカレンダーを利用して、日々を過ごした足跡を残していく。
記録をとるというのは、とても重要なことだと思います。
私たちが慢性疾患を扱う時、患者さんに記録をとるようにお願いします。
血圧手帳や頭痛手帳など、毎日の記録をとることで傾向と対策がとれるようになるからです。
そういう意味でも、この百寿者の女性がしていることは、心身の自己管理に役立っているのではないかと思いました。
良いことは真似をしたいですね。(自分なりにアレンジしながら)