水木サンの幸福の七か条について、先日紹介しました。(出典:水木サンの幸福論)
幸福の七か条
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 なまけ者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
今日は、その「第六条 なまけ者になりなさい。」について。
水木サンは、こうおっしゃっています。
「自分の好きなことを自分のペースで進めていても、努力しなくちゃ食えん、というキビシイ現実があります。それに、努力しても結果はなかなか思い通りにはならない。だから、たまにはなまけないとやっていけないのが人間です。」
「ただし、若いときはなまけてはだめです!何度も言いますが、好きな道なんだから。でも、中年をすぎたら、愉快になまけるクセをつけるべきです。」
「死なない、病気にならない、働かなくてすむ―。水木サンはベビイのころから、こうした楽しい世界を心の中でずっといじくってきました。そうです、現実とはまったく逆の、なまけ者の世界です。人間として生まれた以上、一度は経験してみたい憧れの世界です。」
「ときどきなまけることは、生きていくうえで大切なことです。そして、仕事でも役立つのです。」
私は思わず「我が意を得たり!」と心の中で拍手喝采しました。
まさしく、これです。
「中年をすぎたら、愉快になまけるクセをつけるべき」
「愉快」というのが重要ですね。
なまけるというのは意外に練習が必要なものです。なにしろ、愉快にはっちゃけてしまわなくてはいけません。
人に迷惑をかけたり、命にかかわったり、健康を害してしまうことなどは言語道断です。
どんな道にも、その道のプロがいます。
私にとっての目標とすべき師は、ボーイスカウトのオヤジの会のメンバー、諸先輩方のみなさんです。