出張で、昨日の夜遅くに東京に到着しました。
東京への移動には、飛行機の中でまとまった時間が取れるので、実は楽しみにしています。
移動手段がひとつだけと言うのが、集中を途切れさせることがないので良いのです。
細切れにすると意味が分からなくなってしまうミステリーやサスペンスを好んで読みます。
電子書籍は、こういう時にとても重宝します。
嵩張らなくて良いですし、上下巻に分冊になっているものもお預けを喰らわなくて済みます。
けれども、そういう私も実は電子書籍に100%馴染んでいるわけではなくて、すごく気に入った本はやっぱり紙の本も手元に置いておきたくなって、本棚に揃えてあります。
「自分にとって大切な本は紙の本も揃えておく」
この一見すると無駄遣いなやり方は私だけではなかったようで、ある著名な知識人の方も同じことを言っていて、とても嬉しく思いました。
電子化された文章はストレートにコンピューター(AI)も読んでしまう世の中ですが、紙媒体の読み物はそのページめくりの動き、印刷物の匂いも含めて、極めて人間的なのだと思います。