スロージョギングの提唱者である田中宏暁先生の著書を読んでいると、「100 up」という言葉に出合いました。
「100 up」とは、19世紀に長距離ランナーとして活躍したW.G.ジョージが考え出したランニング・トレーニング法のことです。
ちょうどそれを紹介する動画もありました。
ビデオを見ると、いわゆる「ももあげ運動」ですね。
両足の間隔を肩幅の広さにひろげて、リラックスして立ちます。
大腿部を腰の高さまで上げて、一瞬静止した後に元の位置に降ろします。
着地は足指の付け根(踏みつけ部)にすることがポイントのようです。
これを左右交互にトータルで100回行うトレーニングです。
W.G.ジョージは長時間労働の合間にランニングのトレーニングをしなければならず、そこでこのトレーニング法を考案したとのことです。
この運動を行ったジョージは見事優勝したとのことでした。
これは、運動不足の社会人に良い方法かも知れませんね。