今日は昔からの知り合いで、かなりお世話になった方の結婚式に招かれて、参列から披露宴まで参加してきました。
新郎新婦の人望が、式の雰囲気をあたたかく包み込み、笑顔と幸せの涙でいっぱいの、素晴らしい結婚式でした。
「幸せになります。」「幸せにします。」という言葉は、結婚式では当たり前なのかも知れませんが、ヒトは本来、それを目指して、そのために生きているのですね。
新郎のあいさつを聴きながら、ふと「幸せになる」って、こんな特別な時ぐらいにしか言ったことないし、聞いたこともないなあと、思っていました。
結婚式でなくても、「幸せになります」宣言をしても、本当はいいのかも知れません。
けれども、結婚式のような人生の一大事に匹敵する場面でなくては、恐れ多いような、恥ずかしいような、簡単に口に出してしまっては安っぽく感じられて、やっぱり気が引けてしまうのです。
だからこそ、「幸せになります。」と、今まさに高らかに宣言したふたりを、参列者は温かい視線を注ぎ、笑顔で祝福し、全力で支援したくなるのでしょう。
今日は、本当に良い結婚式でした。
「サクダ・ヒジルー」の、この私が、もらい泣きで目を赤くしてしまいました。