うちの母親のつくるおにぎりは、とにかく豪快です。
具は母親自慢の油味噌。
この油味噌、豚肉がたっぷりと入っているので、味噌というより「豚味噌」と言った方が良いような貫禄です。
「油味噌つくったんだね。おいしそう。」
「たくさんつくったよ。」
「じゃあ、おにぎり握ってくれない?」
「いくつ?」
「2つぐらい」
母は、よっしゃと(言っていませんが)腰をあげて台所に向かいました。
あ、と思って「あんまり大きくつくらんでよ!」と言い添えましたが、後の祭りです。
昔から、「これおいしい」と言うものなら、1週間は続きます。
愛情をとても感じて、嬉しいのですが、そういう性格ですから、おにぎりはとにかく大きいのです。
具もたっぷりと入れます。ヘビー級のおにぎり。
今日の朝ご飯にしました。
たくさん働けそうです(笑)。