マーティン・ガードナーの「数学マジック」にも掲載されているマジックです。
ダイソーマジックでは「びっくり数字当て」というタイトルで登場していました。
「第6章 特製の道具を使う数学マジック」の 「68 数学カード」(132ページ)がそれです。
「それぞれに数の配列表を記載した1組のカード(たいていは6枚、もしくはそれ以上)を利用したものである。」
「客は1枚1枚カードをながめ、心で思った数が記載されたカードを洩れなく選んでマジシャンに渡す。
すると 、それらのカードをいちべつしただけで客が思い浮かべた数が当てられてしまうのである。」
そのあとにこのトリックの仕掛けの説明があるのですが、ここではそれは伏せておくことにしますね。
下にYouTubeから黒崎正博さんの実演動画を紹介します。
実演での数字当てのスピードはおおげさではなく、慣れた人にはもっと早く当てることができるかも知れません。
「数学マジック」には、こんなアイディアも紹介されてありました。
「各カードに別々の色をつけておく。色分けしておくと、客がカードを選り分けている間、部屋の反対側に立ったまま、カードの数表に目をくれることなく相手の数をいい当てることができる。」
実は、このダイソーマジック、黒崎さんのアイディアだと思うのですが、それに近い工夫がされています。
必見です。