2023年本屋大賞の発表

 

価値観は人それぞれ、興味や関心も人それぞれで、嗜好にいたってはそれこそ比較できないほど千差万別であるものです。

楽曲にもいろいろと賞がありますが、皆それぞれが好きなアーティストに向いているものですし、表に出ていないだけで素晴らしい音楽をされている方は山ほどいるので、現実とは乖離している感覚が、時々あります。

けれども、今の世の中を映すものとして、評価基準を満たした作品たちは、やはり素晴らしいですし魅力的です。

知らないのであれば、ちょっと触れてみなくちゃ!と思います。

やや面倒くさい前置きになってしまいましたが、昨日4月12日に「2023年本屋大賞」の発表がありました。(毎年、楽しみにしているものです)

本屋大賞とは「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」のキャッチコピーで知られています。

今年の大賞が凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』でした。

幸いに(?)10位内で私が読んだことのある本は3冊しかありませんでした。(これから読むのが楽しみです)

凪良ゆうさんは2020年にも「流浪の月」で本屋大賞を受賞している方ですね。

『汝、星のごとく』はタイトルだけ知っていて、ウィッシュリストに入れてあったもので、今度読むのがさらに楽しみになりました。

ほかに翻訳小説部門ではクリス・ウィタカーの「われら闇より天を見る」で、発掘部門は「おちくぼ姫」(田辺聖子著)。

「われら闇より…」は、先日読了したものです。発掘本は、ぜひ読んでみたいと思いました。

本屋大賞が発表された後に、実際に本屋さんに足を運ぶのも楽しみのひとつですね。