詩「どうして いつも」

 

このブログで、まど・みちおさんの詩を時々紹介しているので、すでにもう紹介済みだと思っていました。

ためしにブログ内を検索してみても、ヒットしないので多分まだだったのかも知れません。(重なっていたらごめんなさい)

年末になり、時間の流れをイヤというほど感じる時に、この詩はそっと寄り添ってくれます。

歳を感じる時にも、効果的だと思います(笑)。

 

 

どうして いつも

 

太陽

 

そして

やまびこ

 

ああ 一ばん ふるいものばかりが

どうして いつも こんなに

一ばん あたらしいのだろう

 

 

不要な解釈はやめておきます。この詩に関して、それこそ無用というものでしょう。

「どうして いつも」と問いかけるまど・みちおさんの言葉を反芻すると、深い共感に包まれるのです。