ザ・ビートルズ「Don’t Let Me Down」

 

私の現在のギターの練習曲は、ルーフトップ・ライブのセトリ・シリーズで「Don’t Let Me Down」です。

シングル「ゲット・バック」のB面に収録されている曲ですが、これはスタジオ録音バージョン。アルバム未収録曲を集めた「パスト・マスターズ」でも聞くことができます。

本来「ゲット・バック」セッションでは、オーバーダビングなしの、バンド・サウンドで行うという原点回帰の企画で始まったのですが、ジョンの「I’m in love for the first time♪」から始まるボーカル・パートは、ダブル・トラッキングになっています。

ルーフトップ・ライブでの演奏は「Let It Be …NAKED」で聴けます。映画『ザ・ビートルズ:Get Back』内のライブ音源は、映画用にリミックスされたもので、とても耳に馴染む感じに仕上がっています。

最近ではサブスクで「Get Back: The Rooftop Performance (Live)」が配信されていますから、聞き比べても良いでしょうね。

 さて、この曲はジョンのオノヨーコに対して「どうか見捨てないでくれ」と助けを求めた心の叫びだと言われています。

ストレートな心情を吐き出すジョンの歌唱が痺れる名曲です。