「オカルトの日」

 

「お父さん、今日は『オカルトの日』だって。」

朝の出勤時に、私を車でクリニックに送ってくれた娘が「さっき車が教えてくれた」と報告してくれました。

娘の車はエンジンをかけると、1日の初めの起動時に「今日は○月○日、ナントカの日です」と教えてくれるのです。

「オカルトの日?(笑)なんでだろうね。」

「オカルト協会設立の日とか?」(そんな協会が実際にあるかわからんけど)

「ああ、それあるかも。でなかったら、日本に最初にオカルトが入ってきた日とか?」

「入ってきた日かぁ。それも、あるかもね。」

オカルトが入ってくるってどんな入り方だろう?いや、そもそも入ってきたオカルトって何だ?

オカルトというのは、「超自然的」とか「神秘的」とかの意味を持つ言葉ですね。超常現象が世をにぎわしたとか?(ユリ・ゲラーの初来日の日とか?)

娘と勝手に無責任なことを言いあっていましたが、(あとで調べてみよう)と密かに思ってもいました。

7月13日が「ナイスの日」というのは前から承知していました。語呂合わせは大好きですから。ナイスなことを見つける日ですね?

で、さっきネットで検索をかけてみたら「1974年のこの日、映画『エクソシスト』が日本で初公開され、オカルトブームの火附け役となった。」というのが「オカルトの日」の由来なんだそうです。

そうかあ。オカルトというのはオカルト映画のことだったんだと、納得しました。

しかも、1974年7月13日というのは金曜日というパターンじゃろうて。(それは違っていました。土曜日でした。笑)

そう言えば、先ほどのユリ・ゲラーも1974年にスプーン片手に「1、2、3…曲がれ!」のテレビ・パフォーマンスを披露していますから、1974年というのは空前のオカルトブームの年だったのですね。

思いがけず「今日は何の日」で盛り上がった日でした。