自分なりの手帳の使い方

 

巷に「ノート・メモ・手帳術」の書物は溢れていて、私はそれらを拾い読みするのが好きです。

「ほぼ日手帳」愛好者で、手帳の使い方で参考になるものを探しているのと、真似をしたくなるほどのネタを見つけた時の喜びは格別なのです。

言葉にしてはいなかったけれど、言われてみればそんな使い方をしていたと再発見することもあって、そんな時はニタニタがとまりません。

例えば、スケジュールページの使い方。

ほぼ日手帳もそうですが、スケジュールページには「年間」「マンスリー」「ウィークリー」「デイリー」があります。

私はマンスリー・ページには、未来の予定を書き込むページだと割り切って使っています。ですから、予定していたけれどキャンセルになった項目は線で消していきます。

ウィークリーページは、実績の記録。実際に起こった情報の記録簿です。

そして、デイリーページは、もっぱらセルフトークメモに使います。心のつぶやきですから、ネガティブなこともポジティブなことも書きこんでいきます。

人は「あるがままの自分」よりも無意識の「こうあるべき自分」の自己構築にかたまってしまいがちです。

厄介なのは、それが無意識であるということ。

つぶやきを書き集めていくのは、こうした間違った自己構築を暴くためのヒントを探り出すためです。

もうひとつ。ネガティブな自分を認めてあげるという作業も兼ねています。

だから、当然ですが、私の手帳は誰にも見せられるものではありません。