モゴモゴ・ゴニョゴニョ

 

下の娘に「お父さんはモゴモゴしゃべるから何言っているかわからん!」といつも怒られます。

「娘とコミュニケーションとろうとしているだけなのに」と言うと「だって聞こえんのに!」とさらに文句です。

上の娘たちは、父はこんなもんだと思って優しくしてくれたので、そう甘やかされたのがたたってしまった…と言ったら、責任転嫁も甚だしいですね。

「人は話し方が9割」みたいな本を読んでみましたが、私にはあまり役に立ちませんでした。

モゴモゴ・ゴニョゴニョって言うのは、なんでしょうか、自分の耳には自分の声は届いていますから、それで安心してしまうのです。

研修などで声を張ってずっとしゃべらないといけなかった時は、やはり疲労感が違いました。

声を出す時は表情筋も一緒に使いなさいとか、いつものように知識だけはあるのです。実践が伴わないというやつです。

私の声が通らずに話が伝わらない理由を考えてみました。

まず、語尾がはっきりしない。モゴモゴしているように聞こえるのは、語尾が消されてしまっているからです(きっと)。

それから、人の耳に気持ちよく伝わる声の音程は、ドレミファのソの音らしいですね。

私の声は多分そこから大きく外れています。発声が不十分なので、それ以前の問題だと言われそうですが。

簡単なものでいいので、ちょっと練習が必要かも知れません。

たとえば「あいうえお」の母音で表情をトレーニングする方法。

「あ」:「あ~」の納得。

「い」:「いい!」の好意。

「う」:「うん!」の同意。

「え」:「え~っ!」の驚き。

「お」:「お~!」の感動。

これで相手に気持ちが伝わる(らしい)です。(ホントかなあ。)

私の場合、恥ずかしがらずにできるかが問題です。