雨男の憂鬱

 

この時期はなかなか家に帰れないのもあって、体がかなり鈍(なま)ってしまっています。

(何もしていない時はどんなことも言い訳にしてしまうものですが…)

本当ならば今日が石垣島マラソンだったのですが、この状況ですから延期となり、参加予定だった私たちメンバーの気持ちもかなり沈んでしまいました。

延期となったけれど、この日に、フルは無理でもハーフぐらいを1人で走ってみようかと密かに考えていました。

新聞などでランナー仲間が集まって、那覇マラソンやおきなわマラソンの当日に仮想マラソンを走った、なんていう記事を見たことがあったので、それを真似してみようと思ったのです。

しかし、体は鈍っているだけでなく、体つきまで変わってしまいましたから、「ハーフぐらい」なんて言わずに短くてもいいから、とにかく外に出てランニングはしたいと思っていました。

朝7時に起きて、外を見るとまだ夜が明けていなかったので、二度寝しました。(後で調べると日の出の時刻は7時16分なんですね)

午前8時過ぎに目を覚ましても、外が暗いのです。

若い頃は、「雨男」の異名を裏づけるエピソードに枚挙にいとまがなかったのですが、最近はそれを忘れるぐらいに平穏に過ごしていました。

外に出てみると、見事な雨でした。

小雨ぐらいなら走るつもりでしたが、さすがにこれはやめた方が良いようです。

家の中に戻りながら、自分のお腹周りを撫で回して「色々と邪魔されているなあ」と呟きました。

作戦を考え直さないといけない時期のようです。