ホウレンソウよりザッソウ

 

最近、健診で異常値が出て「要再検」の紹介状を持ってクリニックに受診される方が多いです。

リモートワークが増えて、「慢性的な運動不足」「相対的な食事量オーバー」「気分転換できずにストレス過多」の3つの要素が重なってしまった方が多い気がします。

健診の結果で生活習慣の乱れに気づいて、ウォーキングをはじめたり夜食をやめたりして再検査に臨む方は「あっぱれ」ですが、ズルズルと惰性で過ごしてしまっている方ももちろんいます。

3つの要素のうち「気分転換できない」というのが大きなウエイトを占めている方がほとんどで、リモートワークの弊害とも言えます。

今さらですが、人との温かい触れ合いは大事な鍵となります。

ある方が「ホウレンソウよりもザッソウを!」と言っていました。

「ホウ・レン・ソウ」というのは「報告・連絡・相談」で仕事の基本ですが、「ザッ・ソウ」は「雑談・相談」のことです。

私のようなオジサン世代は、雑談を時間の無駄だと思っているフシがありますが、雑談こそコミュニケーションの風通しのよさの表れとも言えます。

雑談する機会を、つくりませんか?