ティク・ナット・ハン師のプラムヴィレッジでの生活を追うドキュメンタリー映像を観たことがあります。
特に印象的だったのが、各国から集まってきた僧たちが食事をしているシーンでした。
「マインドフルな食べ方と生き方を学ぶことは、健康と平和を手に入れる鍵である」
プラムヴィレッジの人々が、食事中には食べることに専念し、味覚だけでなく、音や色、においなどそれらに対する心の反応に意識を向けるようにしている姿は、マインドフルネスの実践そのものだと思ったものです。
参考になる、マインドフルに食べる7つのプラクティスがあります。
- 食べ物に感謝する
- あらゆる感覚を動員する
- よそう量は控えめに
- 口に入れるのは少しにし、味わいながら最後まで噛む
- ゆっくり食べて過食を防ぐ
- 食事を抜かない
- 野菜中心の食事
食事と心身の状態は複雑にからみあっています。
ストレス解消のためについ大食いしたり、甘いものをほおばるという衝動は誰しもが経験していることでしょう。
そして、このように食べ方を変えることは、健康につながっていくものです。