このご時世に思うこと

 

楽しみにしていたイベントは、ほぼ全てが中止、あるいは延期になってしまいました。

「このご時世だから」という言葉が普通に使われるようになり、その後に「仕方がないですよね。」とお互い納得顔してみせるというのが、最近のパターンです。

「ご時世」なんて言葉、聞いたことはあっても、今まで日常会話で使ったこともなかったのに、「ご時世」=「コロナ禍の今の世の中」という意味で、普通に話し言葉として定着してしまいました。

つい先日には、2021年2月の予定だった「おきなわマラソン」の延期が発表されましたし、その前には走ろう会で団体参加を楽しみにしていた「てだこナイトラン」の中止の発表がありました。

このご時世なので、仕方がないです。

各学会の学術集会も、軒並み現地開催がなくなり、オンデマンド配信やWEB開催に方向転換を余儀なくされています。

「いつまで続くのでしょうね。」という言葉も、そのつもりでなくても、どうしても口に出てしまって、言ってしまったあとに後悔することになります。

出口がまだ見つからないというのは、誰が気休めを言おうとも、それが現実です。

いたずらにネガティブにならずに、楽観もせずに、今できることを皆で支え合って、励まし合いながら生活していくしかありません。

ウイルス感染症は、誰が悪いとかではなくて、病気ですから。

自宅待機となった方々も、家族の時間を大切にしながら、休み休みいきましょう。

誰かを責めることなく、そして、誰も自分を責めることがないように。

 

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