「クヮーギヌシチャ」

 

今日は昼から雨が降ってきました。夏らしい力強い雨だったので、すぐ止むかと思ったのですが、長雨になりそうです。

しかも、予報では雷雨となっています。

沖縄に伝わる昔のおまじないでは、雷が鳴り響くときは「クヮーギヌシチャ、クヮーギヌシチャ」と唱えます。

意味は「クヮーギ」=「桑の木」、「シチャ」=「下」、つまり「桑の木の下」という意味です。

本土で「クワバラ、クワバラ」と唱えるのと似ていますが、由来は違うようですね。

沖縄では桑の木は霊力が宿る神聖な木とされています。

それで、「ここは桑の木の下ですよ」と雷除けをしているのです。(言い換えれば、クヮーギヌシチャ・バリア!)

予報では今夜あたり雷雨ということですから、「クヮーギヌシチャ、クヮーギヌシチャ」のおまじないが活躍しそうですね。