県道241号線と国際センター線(市道)を結ぶ市道を前田線と呼びます。
3月31日にトンネルが開通し、前田小学校から石嶺向けに通行できるようになりました。
下の図は、「開通箇所位置」を示したものです。(浦添市ホームページから)
新しくできるトンネルの名称が一般公募されていて、2年前にはその名称が正式に決定しました。
前田小学校の当時小学校3年生の生徒さん2人が考案した名称だそうです。
「ユブシが丘トンネル」
私は幼い頃からの前田住民ですが、あのあたりが「ユブシ」という地名だったとは知りませんでした。
昔は、あのあたりは亜熱帯独特の木々が陽射しを遮る密林といった感じでしたし、クワガタを取りに入り込む時もハブが襲ってこないかとビクビクするほどでした。
まさか四十数年後に、このように開発されるとは想像できないほど自然色の濃い土地柄でした。
「ユブシが丘」
確か、小字の名でもないはずです。
手元にある浦添市史などの資料にもその文字を見つけることができませんでした。
小学生が良く調べたものだなあと感心していたのですが、前田小学校校歌の歌詞に採用されている言葉なのですね。
卒業生が増えてきて、新しい世代にはすでに浸透している地名なのかも知れません。
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写真は、県道241号線側からのユブシが丘トンネルです。