行動変容

 

クリニックには当然のことながら、日ごろから慢性疾患の患者さんが多く受診されます。

 

高血圧、脂質異常症や糖尿病、なかには免疫抑制剤の内服が必要な方もいらっしゃいます。

 

待合室で、これらの方々と発熱や呼吸器症状を持っている患者さんが一緒にいることは、避けなければなりません。

 

ご本人が「私はただの風邪」とおっしゃったとしても、この時期ですからオーバーと思われることでもやりすぎということはありません。

 

よく言われているのは、コロナはコロナの顔をしているわけではありません。

 

以前から使用している発熱患者さんの待機室を利用して、ゾーン分けで対応しています。

 

皆さん、私たちの対応の意図を良く理解してくれて「人にうつすわけにはいかない」と快く従ってくれています。

 

ただ、なかには「差別された気がする。気分が悪い」と怒られる方がいらっしゃいます。

 

私たちに怒りの先を向けるのは構わないのですが、その方は普段、「症状があるときの自粛」をされているのかと心配になりました。

 

セルフ・アイソレーションは、他人への思いやりの実践ですし、ひいては自分自身を大切にすることです。

 

半分本気で「セルフ・ロックダウン」と言った方もいます

 

一人ひとりの意識と行動変容が求められています。よろしくお願いします。