明日はいよいよおきなわマラソンです。
まとまった時間がなく、フルマラソンに対する準備がままならない状況にあって、私が今シーズン試しているのが無理やりにレースを組んでみること、です。
体もできていないなかで10月下旬にいきなり久米島マラソンを入れたのは無謀でしたが、11月に尚巴志ハーフマラソン、12月にNAHAマラソン、1月にNAGOハーフマラソンと、毎月レースが入っているので、本番がトレーニングの一環となっている感じがします。
特に久米島マラソンの1週間後の尚巴志ハーフマラソンが、振り返ってみると私にとって新境地でした。
まず最初から無理をしないと決めていたので、余計な力が入っていなかったこと。
楽しんで走ることに徹したので、周りのランナーや沿道の応援の方々、スタッフの方々、その場の空気、風景などを存分に感じることができたこと。
私にとって初めての経験でした。
よく言われることですが、マラソンは自分の思い通りにならないということに関して言えば、人生に似ています。
そして、走っている間中、必ず自分の心とともに時を過ごします。
体がきつくなった時、脳は走るのを止める理由をどんどん送り込んできます。
そんな時は「このまま走りつづけることもできる」というかすかな忍耐だけが頼りになります。
なぜ走るのか、という問いは、多くの方たちが答えてきましたし、人それぞれでしょう。
明日は、今まで以上に楽しめるのではないかと思っています。
(動画は去年の前原高校の応援の風景です)