新型コロナウイルス感染症について「沖縄県医師会からの呼びかけ」

 

本日、新型コロナウイルスに関連して「沖縄県医師会からの呼びかけ」の発信がありました。

大切な内容ですので、そのまま掲載いたします。(ただし大切なポイントは赤字にしています。)

 

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沖縄県医師会からの呼びかけ

令和2年2月14日(金) 

 本日、沖縄県は県内で初の新型コロナウイルス感染患者の発生を報告しました。 県医師会では、中国武漢市を中心に発生している新型コロナウイルスの発生を受け、県内の感染症の専門医を交えて情報収集のための会議を毎週行ってきました。そこで整理した現時点までの情報をもとに県民の皆様に以下のことを呼び掛けます。 

1.今回の病気は飛沫感染と、汚染した手・指で食事をしたり鼻や目の粘膜をふれたりしてうつると考えられています「接触感染」。そのため、手洗いは極めて大切であります。こまめに手洗いをしましょう。また、顔に触れたりすることを可能な限り避けましょう。

2.せきエチケットの徹底

3.健康な多くの人にとって通常よりやや重い風邪症状があるだけで数日後に自然に治ることが多いと言われております。

4.一方、慢性疾患のある方や高齢者の中には重症化することも見られるようであり。このような方々をいかに守るかが今回の重要な要点です。

5.中国武漢での状況を見るに医療機関での院内感染対策が最重要の課題であります。そのため以下のことを強く呼び掛けます。

  1)日常的にお薬を飲んでおられる方は、主治医と相談の上3か月処方にしてもらってください。

  2)普段健康な方が発熱等の風邪症状を発症した際には、通常の風邪症状の状態であれば、家で安静にしていてください。急いで受診することは控えてください。院内感染を防ぐため重要です。

  3)もし発熱後、息苦しさを感じるようなときは、最寄りの保健所や県立病院に電話して受診するようにしてください。

  4)受診する際には必ずマスクをしてください。また、受付で発熱していると告げてください。

    ※その他医療機関から示された受診時の注意事項に従ってください。

  5)健康に不安のある方や妊婦、乳幼児は可能な限り人ごみを避けてください。

医療を守ることが県民を守ることです。県民に冷静であることを呼び掛けます。

 

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また、県の保健医療部・地域保健課より「新型コロナウイルスに感染したかも」と思ったら、という受診先案内のフロー図を示したリーフレットもありますので、参考にしてください。

詳しくはこちら → 「新型コロナウイルスに感染したかも」と思ったら