「立て直す力」の法則

先日、ブレネー・ブラウン氏のTEDを紹介しました。

彼女の研究テーマにとても興味があったので、さっそくその著作を求めて読んでみています。

 

 立て直す力 ブレネー・ブラウン著 小川敏子訳

 

まだ、第1章しか読んでいませんが、そこに書いてある「立て直す力のある人」にとっての真実、ある種の法則について、さっそく心を動かされました。

著者は、つまずいて心身ともに傷ついた人が、それでもあきらめず、立ち上がるための勇気を持つことが、変化を引き起こす貴重な力であることを理解してほしいと述べています。

本書では、ひとつひとつの項目について説明がありますが、ここでは省いて紹介します。

 

1.勇敢であればあるほど、つまずいて転ぶ

2.勇敢に挑んで失敗した者は、2度と引き返すことができない

3.プロセスはあなただけのもの。しかし、一人きりで成功できる者はいない。

4.人はストーリーなしでは生きられない。

5.知識が創造力と手に手をとって実践となる。頭で学んだことを手で心へと移す

6.仕事でもプライベートでも、立て直すプロセスは同じ

7.痛みを比較したくなるのは、不安とひもじさの裏返し

8.弱みをさらしても勇敢に挑戦するプロセスは、手軽で万人向けのハウツーではない。

9.勇気は周囲に伝わっていく。

10.立て直すプロセスを実行することは、崇高な行いである。

 

特に「4.人はストーリーなしには生きられない」という法則には、深く共感しています。

著者は「私たちは、文字通り『物語を生きる運命』なのだ」と表現しているのですが、まさしくその通りだと思います。

 

 

 

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