最近、たまたま違う状況で2人の患者さんから、似たようなお話を聞きました。
曰く「若い医者ほど患者を脅す。」
まさかドクター・ハラスメントか?と一瞬心配しましたが、よく話を聞くとそうではないようです。
以前に紹介した落語「夏の医者」に出てくる寿命医者や手遅れ医者のようなものでしょうか。医者の特徴を表していました。
「このままだと悪くなるよ」とか「入院はイヤでしょ」などのネガティヴな結末を予感させながら、やらざるを得ない状況に追い込もうとすることのようです。
実は、これは若い医師に限らず、どんな医師でも自信のない時に、使いがちになる言葉かも知れません。
話を聞きながら、ウチアタイすることが多くて、黙って密かに反省していました。
「自信のない医者ほど患者を脅す。」
そうならないように、気をつけたいと思いました。