「夢の美術館-めぐりあう名画たち-」

日曜日に沖縄県立博物館・美術館で「夢の美術館-めぐりあう名画たち-」を観てきました。

この企画は北九州市立美術館と福岡市美術館の両館が、大規模改修工事のために休館となったために実現した夢のコラボ展覧会とのことでした。

沖縄県立博物館・美術館を皮切りに九州を回り、島根県立美術館まで足を伸ばす予定だそうです。

美術館のホームページにこんな説明がありました。

 

北九州市立美術館からは、ドガ《マネとマネ夫人像》、モネ《睡蓮、柳の反影》、草間彌生《南瓜》など30点を出品。福岡市美術館からはダリ《ポルト・リガトの聖母》、シャガール《空飛ぶアトラージュ》、ミロ《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》など39点、合計69点が展示されます。

2館の名品が一堂に展示されるのは今回が初めてです。

フランス印象派から現代美術まで、2館の多彩な作品をぜひ各会場でご覧ください!

 

実際に名画の数々に触れて、画家たちが生きた時代と生み出された作品が重なって、静かな「夢のような」贅沢な時間を過ごしました。

こんな機会も滅多にないと思ったので、音声ガイドのプレイヤーを借りてゆっくりと美術史や裏話などの説明を聞きながら観ていきました。

例えば、ルチオ・フォンタナの絵のように、「この発想は新しい」と思った絵が実は1964年の作だったり、芸術の力の奥深さ、力強さに驚きを隠せませんでした。

 

ロダンはこんな格言を残したそうですね。

「芸術とは、自然が人間に映ったものです。大事なことは、鏡をみがくことです。」

それぞれの鏡に何が映ったのか。とても興味深く、感動的な出会いでした。

 

沖縄県立博物館・美術館は、2月5日(日)までの企画だそうです。ぜひ御覧ください。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA