道に迷った時に「何かお困りですか?」という声がかかると、ほっとします。
ちょうど帰宅の時間で、一見して相手のために手間をかけてくれたことがわかるだけに、申し訳なくもありがたい気持ちになります。
「○○という方を探しているのです。」
「そうですか。□□へ行けばわかるかも知れませんね。」
そこが人に優しいかどうかというのは、「あなたが困っている様子を私は気づいている」という関心と「私に何か手助けができるか?」という声かけに尽きるのでしょうね。
ペイ・フォワードのような大げさなお話でなくても、人に親切な方は、自分の周りにいる人をよく観察しています。
そして、そうした自分以外の人間に関心を持っている方は、バランスが取れた人のように思います。
そういう人に出会えて、温かい気持ちになりました。