梅雨期だというのに、朝に小雨が降っていて路面が濡れていたりすると、意外な感じがしたりします。
今朝も自動車通勤の途中で、高校生が傘をさして登校しているのを見かけました。
気持ちが天気に左右されがちな季節ですね。
急に晴れたり(その暑さたるや体の順応を軽く超えます)
今日みたいに曇り空だったり、じめじめとして不快指数があがったり。
「二の念を継がない」という言葉があります。確か禅の言葉です。
暑いとき、寒いとき、悲しいとき、怒っているとき、人間の心はその刺激を受けとめ、「感じ」「受けとめ」「考え」ています。
最初に浮かんだ、その「感じ」や「考え」を、いつまでも追いかけないということを言うそうです。
怒りがあったら、その怒りをさらなる思考で追いかけない。するとやがて怒りは消える。
悲しみがあったら、できるだけその悲しみを思い出さない。いつか悲しみは消えていく。
不満や愚痴、不安もそうですね。
日本には、お地蔵さまにまつわる微笑ましい逸話がたくさんあります。
この中のひとつに、このような唱文があります。
「おんにこにこ はらたつまいぞや そわか」
怒りっぽい人は、見ていても面白くなさそうです。
腹を立てず、にこにこ笑顔でいたいものですね。