「史上最強の人生戦略マニュアル」という本を何気なしに読んでいました。
タイトルの「史上最強」や「戦略」という言葉に実際引いていたので、半身になって読んでいたのですが、読み進めると参考になることが多い本でした。
「自分の人生に対して、今抱いている感情に対して、その感情に対する反応について責任がある」という原則を根底に、話が進んでいきます。
「責任があるということには、良い面と悪い面の両方がある。悪い面は、あなたの重荷になることだ。良い面は、あなたには選ぶことができるということだ。」
そして、こう続きます。
「行動を選ぶ時、あなたは結果も選んでいる。
考えを選ぶ時、あなたは結果も選んでいる。
考えを選ぶ時、あなたは生理現象も選んでいる。」
自分に唯一自由になるのは、「自分の行動や考えを選ぶこと」
なるほどと思ったのは、自分の中で特に不満に思っているのに、なかなかやめられないマイナス思考の行動パターンについての考察です。
この本では、その行動を引き出し、続けさせているのは「見返り」があるからだと分析しています。
そして、その「見返り」は自分では気付かずに得ていることが多いのだそうです。
「見返り」をわかりにくくしているのは、「何も変えない時には安心感を与え、何かを変えようとすると不安を感じる」こともあるのだということ。
人は本能的に変化を求めない。変化に対して不安感を感じる生き物だということなのでしょう。
そして、人は「見返り」によって自分の行動を決定づけている。その「見返り」を見つけることが自分自身の行動をコントロールするうえで大切なのだということでした。
時間をみつけて取り組んでみたいと思います。