ハワイ島に伝わるフナ(HUNA)という古い教えがあるそうです。日常生活をより人間らしく生きるための教えです。
簡単にまとめてみました。
1)Ike(イケ)
全ては自分が作り出しているということ。例えば、自分が幸せだと考えれば、そこに幸せは生まれます。決めるのは自分自身です。
2)Kala(カラ)
限界も自分自身で作り出してしまっています。あきらめてしまったときが限界。自分が認めなければ限界や制限はありません。
3)Makia(マキア)
思考にはエネルギーがあり、大小があります。大きなエネルギーはあらゆるものを引き寄せることができます。
4)Manawa(マナワ)
過去や未来にとらわれることなく、今この瞬間を生きること。生きているのは今であって、過去でも未来でもないのです。
5)Aloha(アロハ)
愛を与える生き方のことです。親切や思いやりなど。
6)Mana(マナ)
理屈で頭でっかちになるのではなく、自分の心の直感を信じること。
7)Pono(ポノ)
自分にベクトルを向けること。
フナの教えは人間らしく生きるための知恵だとされています。
感情と思考のバランスをとり、心を安定した状態に持っていくためのヒントなのだそうです。
こういう教えに共通なのは、「今」に集中して生きよということですね。
予測できない未来を思い煩わない。変えられない過去にいつまでもとらわれない。
そして、自分で自分を責めない。自分自身を信じてあげる。
親切と思いやりで心を満たす。
言葉にしたら簡単ですが、日常に埋もれてしまうと疎かにしてしまうような事柄ばかりです。