「侮り」と「畏れ」

 

「これでいい」と錯覚してしまうこと。

自分の力を過信して、「このままでまだまだ大丈夫」と思うこと。

事態や人に対して(あるいは自分に対しても)誠実でないこと。

いつでも人は「侮り」の罠にはまってしまいます。

罠ですから、本人は気づかずにいることが多く、気づいた時には手遅れのことも多い。

 

心を尽くし続ける謙虚さがなければ、いつしか「傲り」に満ちてしまいます。

人は自分一人で何もできません。

ひとつの出会いでさえ、その重さに担いきれないことがほとんどです。

ひとつの仕事も、多くの人が支えてくれるからできることです。

 

原点というか、スタートは何だったのかと考えます。

人の役に立ったり、成長を見守ることに嬉しさを感じる心。

自分のことは横に置いて、誠実さを身に着けること。

 

私はイヤになるほど未熟者で、まだまだ「侮り」の罠から抜けれません。

DSC_0662

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA