今日は自分自身に対する備忘録として。
「引き寄せの法則」を持ち出すまでもなく、「自分を信じること」は大切なことです。
多くの人が「自分には誇るべきものがない」と感じ、その想いに振り回されてきました。
そういう私がそうですし、時に「卑屈な感受性」をもてあましてニヒリズムな空気を作り出してしまいます。
「自分を信じること」というのは、どうしてそんなに難しいのでしょう?
もしかしたら、「信じること」を、「手放しで肯定すること」とか「妄信すること」と同義だと考えたりはしていないでしょうか。
そうでなければ、今の自分に「これで良し」とする合格点を与えることを「信じること」だと思っていないでしょうか?
「自分はこのままじゃダメだ」と自信がなく、前向きになれず、つまり自己否定を続けているのです。
だから「信じること」ができない。
そういう時は、何もかも「ウッチャナゲル」ことをしがちです。
望んでいないのに自分で壊しています。
私見ですが、「ナラティブ(物語)」による解釈として。
自分を信じられない人たち(つまり自分を含めて)にこんな視点を思い出してほしいのです。
自分を信じられないのならば、「これからの自分の物語」を信じてみるのはどうでしょう。
どんな環境や人間関係にあったとしても「成長、変化し続けながら新しい物語を紡ぎだす」ことはできるのだと信じてみる。
その人にしかない物語を語ることができるのは、自分しかいないのだということ。
信じるも何も、「その人だけの新しい物語」がいつでも今ここから始まるというのは事実ですものね。
私たちのクリニックのモットー「いつでも どこでも その人らしく」というのは、そういう願いが込められています。
私自身への自戒の言葉でもあります。