サーストンの三原則

マジックをするうえで、特に初心者が守るべき3つの原則があります。

  1. マジックを演じる時、あらかじめ演技の内容を説明してはならない。
  2. 同じマジックを同じ場所で、同じ観客の前でくりかえして演じてはならない
  3. タネあかしをしてはいけない

 

一般にはサーストンの三原則と呼ばれているものです。

本当にサーストンが言ったものなのか、なぜか日本ではそう呼びならわされています。

名探偵コナンでも怪盗キッドがこの三原則を持ち出すぐらいですから、マジシャンにとって基本的な心得なんですね。

 

しかし、これがなかなか難しいものです。(特に初心者には)

特に2.がどんな状況かというと、「すごい!もう一回見せて!」とか、「うわあ、感動した。今度はゆっくり見せて!」というように

かなり自尊心を甘くくすぐられている状況なんですね(笑)。

 

そういう時には同じスタートで違う結末のマジックをするのがbetterだと言われています。

そして、何にでも通じるのは「どのように終わらせるのが一番いいのか」ということなのでしょう。

みんなが楽しくて盛り上がって、みんながマジックを好きになってくれることが一番です。目的を忘れてはいけませんね。

 

そして、反省をこめた私の4番目の原則を紹介します。

  4. 一晩中カードマジックをするつもりになってはならない。

 

 

 

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