「先生、外見ました?」
「そうそう。月がびっくりするぐらい大きくて。まぶしすぎるぐらい。」
「月の中のウサギもしっかり見えましたよ。」
オーバーナイト透析のミーティングの時に、出勤してきたスタッフが教えてくれました。
その日、建物の外にほとんど出ていなかったので
「だー、見てこよう。」
カメラを片手に外に出てみました。
ちょうど、すごくきれいなお月様が東の空を登っていくところでした。
確かに眩しすぎて、私の技術ではデジタルカメラにうまくおさめることができません。
ふと上空に目をうつすと、クガニミチブシ(黄金三星)が輝いています。
ぶれぶれだけど、オリオン座はわかるように写せたかな?
先日、海洋博の海洋文化館内にあるプラネタリウムは、沖縄の星々の紹介をしていました。
オリオン座の真ん中の三つの星が、空に昇る際に縦に立つように見えるのでタツァーギ星と名付けられたのだと言います。
そして、天頂に見えることを星昼間(プスピローマ)と呼び、その季節に吹くあたたかい南風のことを
星昼間の南風(プスピローマ パイカジ)と言うのだと紹介していました。
(間違っていたらごめんなさい。記憶違いかも知れません。)
星昼間(ほしひるま)って、すごく詩的な言葉ですね。