それを意識している方と意識していない方では、処方された薬の効果も違ってくるというお話です。
「何のために医者にかかるのか。」
考えてみれば、仕事でも勉学でも、何にでも通じることですね。
それを始めたきっかけや動機をはっきりと意識化していることは、物事を成就に導く第一歩ですものね。
それと同じく「治したい」「健康になりたい」と動機がはっきりしている方は、治療効果が上がりやすいように思います。
「○○医院に通っていたけれど、良くならないから病院を変えてみようと思って…。」という方も時々みられます。
気持ちを新たにスタートから始めてみたいというお気持ちなら、意味があることだと思います。
ただし、「自分が治す意志を立てること」をしないで「どの病院にかかるか」を重要視しているのなら、残念ながらあまり良い結果を導き出せません。
受診する動機や「自分が治す意志」が曖昧であれば、どこへ行っても中途半端になりますね。
「保健師に『行ってきなさい』とせかされたから…」
健診の結果を持って、そう受診される方も多いです。
そういう方こそ、何を希望しているのか。受診の願いは何なのか。
それを意識してはいかがでしょう。