以前に「スタンフォードの自分を変える教室」を紹介しました。→ こちら
その著者 ケリー・マクゴニガルのTEDのプレゼンテーション。
ストレスに関する知見を紹介してくれています。
ストレスは「健康の敵」というのが常識でしょう。
しかし、ストレスが「敵」になるのは、ストレスが体に悪影響を及ぼすという信じ込みがあるからだというある調査結果を紹介しています。
ストレスを肯定的にとらえる人は、健康を維持し長生きできると言うのです。
また、ストレスを軽減するには、手を差し伸べあって人との絆を強くすることだとも教えてくれました。
ストレスに対する体の変化、ストレス・ホルモンの一種であるオキシトシンのあまり知られていない働きも述べています。
ケリー・マクゴニガルの言葉を紹介します。
はっきり言える事は
意義ある事を求める方が、ただ不快感を避けようとするより
健康には良いということです。
人生の意味が、自分にとって見い出せるものを追求していくこと
そして、その途中でストレスが現れても
自分はきっとそれに対応できると信じる事です。
ストレスを試練と言い直してもいいかも知れませんね。
今、経験しているストレス(試練)が、自分にとって何らかのプラスになるものだと信じること。
ストレス(試練)に対して「ラッキー!」と言えるようになれたら、きっと問題の半分は解決しているのかも知れません。
そのために人との絆を深めることが必要だと説いているのだと思います。
極論で言い換えると、ひとりでストレスに対処するべきではないとも言えます。
手を差し伸べあうことが大切です。
命の危険を予感するような、避けなければならないストレスにはそれ相応の対処が必要だということです。