こけたところで火打ち石?

 

クリニックの外来待合室のテレビが故障してしまいました。

診療待ちの時間を過ごすのにテレビは役に立っていたと思いますし、ご迷惑をおかけしています。

「テレビはなくす方針ですか?」と残念がる方もいて、必要性を再認識しました。

 

業者に連絡をとって見てもらったところ、基盤か何かの故障で「入院加療」が必要とのことでした。

代替のテレビが来るまで、しばらく何もない状態では待合室も殺風景だろうと、ミュージックCDをかけてみました。

 

待合室に流すBGMって、なかなか選曲が難しいですね。

実際に流してみて、実感しました。

 

ヒーリング・ミュージックというカテゴリーがありますが、日中に聞くとなぜか自分には「沈む」感じがします。

一人、自分の部屋でリラックスするのには良いのでしょうが、日常の中ではなかなかマッチしないかも知れません。

 

ふと、「モーツァルトが良いかもしれない。」と思いつきました。

(真偽はともかく)「モーツァルト効果」という言葉まであるぐらいですから、きっと良いに違いない!と思って、さっそく著作権切れの音源をダウンロードしました。

 

白状しますが、モーツァルトに関して(というよりクラシック全般に関して)、私は見識が浅い者です。

モーツァルトの曲が何百もあり、どれが良いのか全くわからなかったため、「モーツァルト ランキング」と検索してみました。

 

イギリスのラジオ局が選んだランキングがあって、それを参考にしました。

1位は「クラリネット協奏曲イ長調 K.622」だそうです。

知っている人には有名な曲なんでしょうね。

1回聞いて、「おおっ。これぞモーツァルト」と思って、さっそく診察室で流すことにしました。

 

 

2位は「レクイエムニ短調 K.626」

これは…。

いくらなんでもクリニックでレクイエムなんて、流せないですよね。

素晴らしい曲には違いないんですが。

 

 

 

 

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