「2分間ミステリ」

 

 

私がゆいレールを使う時は、待ち時間をとる時間帯で利用したことはないので必要ないのですが、例えば今出張で移動するとしたら、絶対に持っていくだろうなと思うような本です。

ネットには、こんな紹介が載っていました。

 

銀行強盗を追う保安官が拾ったヒッチハイカーの正体とは? 屋根裏部屋で起きた、首吊り自殺の真相は? 一攫千金の儲け話の真偽は?

制限時間は2分間、きみも名探偵ハレジアン博士の頭脳に挑戦! 手がかりはすべて問題文のなかに隠されている。動かぬ証拠を押さえて犯人を追いつめろ。事件を先に解決するのはきみか、博士か?

いつでも、どこでも、どこからでも楽しめる、面白くてちょっぴりためになる推理クイズ集。

 

2ページぐらいの文章があって、「どうしてハレジアン博士は犯人がわかったのでしょう?」とか「村人たちはどうやって観光客をだましたのでしょう?」などといった直接的な問いかけがあるようなクイズ本です。

ただし、短い文章ですが、嘘を見抜かくために一字一句を吟味しなければならず、集中と読解力が必要です。

また、いわゆる「Aha!」体験を感じるのは少ないかも知れません。

どちらかというと、推理するというよりも知識量が問われている気もするのです。

ワインにまつわる常識とか、アメリカの、ある州の地名とか、「あとでググってみよう」が日常的なクセになっている私には、そういうものに出くわすと、すぐにあきらめて答えを見てしまいがちです。

まあ、雑学が増えていいのかも知れませんが。

ただし、こういう本はシリーズ化されていたり、類似の推理クイズ集がほかにあったりしますから、もっと面白いものを見つけたくて、いろいろと探してしまうのですよね。

さっさと終わらせて、次の本を試してみようと思っています。