「論語」の「述而第七」は、孔子が自分の教育法について語った言葉を記したものです。
その20には、こう記されています。
子不語怪力乱神
(子怪力乱神を語らず(しかいりょくらんしんをかたらず))
「実用日本語表現辞典」から訳を引用しますね。
「師は怪力乱神のごとき不思議な・超自然的なことに言及することは決してなかった」
こう解説があります。
「理屈では説明できないような現象や存在について語らない」という意味。おおむね「語り得ぬことを語るべきではない」「オカルトに傾くな」という訓戒の意味を込める。
「怪力乱神」は「怪・力・乱・神」の4要素を挙げたもので、「怪力と乱神」ではない。「怪」は「怪異」、異様なものごと。
「力」は「勇力・怪力」、異常な技や怪力のこと。
「乱」は「悖乱・変乱」、正道にもとる行いのこと。
「神」は「鬼神」のことで、超自然的な存在のこと。
私などは、映画やアニメもそうですが、オカルト的なことが大好きです。でも、やはり50代のオジサンがそういう話をすると、場を引かせてしまいますし、気をつけなければなりません。
「怪力乱神を語らず」で行きたいと思います。
