先週の土曜日の5月21日は二十四節気で「小満」だったようです。
歳時記では「万物しだいに長じて滿つるの意」とあります。立夏から15日目で、陽暦5月21日頃ということですから、ちょうど暦通りにその日にあたっていました。
太陽の光を浴びて、草木が生い茂り生命が満ち始める、この季節らしい言葉ですね。
沖縄では、次の節気「芒種」と合わせた「スーマンボースー」(小満芒種)という言葉が梅雨の意味で使われるようです。
まるで中華料理の名前のようですが、ちゃんとした沖縄の季語です。
梅雨の雨が最も降る時期とされていて、今日の天気(朝から雨)をみると「沖縄歳時記ここにあり」と感心します。
先人たちが残してくれた、知恵がつまった言葉のひとつですね。
ただし、大雨となって土砂災害などの恐れもありますから、天気予報のチェックは忘れないようにしたいものです。